【活用ガイド】

JVNDB-2013-005105

Content Services Gateway デバイス上で稼働する Cisco IOS におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Content Services Gateway (CSG) デバイス上で稼働する Cisco IOS は、"parse error drop" 機能を適切に実装しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCug90143 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.4(24)MDB9 およびそれ以前
  • Content Services Gateway

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された一連のパケットを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5552
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5552
更新履歴

  • [2013年11月14日]
      掲載