【活用ガイド】

JVNDB-2013-005071

Linux Kernel の drivers/uio/uio.c の uio_mmap_physical 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の drivers/uio/uio.c の uio_mmap_physical 関数は、メモリブロックのサイズを検証しないため、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-4511 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された mmap 操作を介して、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6763
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6763
更新履歴

  • [2013年11月13日]
      掲載