【活用ガイド】

JVNDB-2013-005045

lighttpd におけるセッションをハイジャックされる脆弱性

概要

lighttpd は、SNI が有効な場合、脆弱な SSL 暗号化方式を設定するため、セッションをハイジャックされる、または重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


LIGHTTPD
  • lighttpd 1.4.34 未満

想定される影響

第三者により、クライアント・サーバ間のデータストリームにパケットを挿入されることでセッションをハイジャックされる、またはネットワークを傍受されることで重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

LIGHTTPD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な暗号強度(CWE-326) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4508
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4508
更新履歴

  • [2013年11月11日]
      掲載