【活用ガイド】

JVNDB-2013-004993

OpenStack Identity Grizzly および Havana の LDAP バックエンドにおける権限を取得される脆弱性

概要

OpenStack Identity (Keystone) Grizzly および Havana の LDAP バックエンドは、テナントのロールを持っていないユーザのロールを削除する場合、ユーザにロールを追加するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Grizzly
  • OpenStack Havana

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4477
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4477
  2. 関連文書 : [OSSA 2013-028] Unintentional role granting with Keystone LDAP backend (CVE-2013-4477)
更新履歴

  • [2013年11月06日]
      掲載
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2034-1) を追加
    [2015年08月10日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0113) を追加