【活用ガイド】

JVNDB-2013-004979

libvirt の virConnectDomainXMLToNative API 関数における domain:write 権限を取得される脆弱性

概要

libvirt の virConnectDomainXMLToNative API 関数は、connect:write パーミッションの代わりに connect:read パーミッションをチェックするため、domain:write 権限を取得される、および Qemu バイナリを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.1.0

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された XML を介して、domain:write 権限を取得される、および Qemu バイナリを実行される可能があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical libvirt.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4401
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4401
更新履歴

  • [2013年11月05日]
      掲載
    [2013年11月28日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報：Ubuntu (USN-2026-1) を追加
    [2014年01月09日]
      ベンダ情報：libvirt.org (Wiki: Maintenance Releases) を追加

公表日2013/11/04
登録日2013/11/05
最終更新日2014/01/09