【活用ガイド】

JVNDB-2013-004961

OpenStack Compute Folsom および Grizzly におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenStack Compute (Nova) Folsom および Grizzly は、RPC バックエンドに Apache Qpid を使用している場合、メッセージ中に発生するエラーを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (コネクションプールの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute Folsom
  • OpenStack Grizzly
レッドハット
  • Red Hat OpenStack 3.0

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (コネクションプールの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4261
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4261
更新履歴

  • [2013年10月31日]
      掲載

公表日2013/09/03
登録日2013/10/31
最終更新日2013/10/31