【活用ガイド】

JVNDB-2013-004947

複数の Mozilla 製品の SELECT 要素の実装におけるアドレスバーを偽装される脆弱性

概要

Mozilla Firefox、Thunderbird、および SeaMonkey の SELECT 要素の実装は、ドロップダウンメニュー内の HTML の性質または配置を適切に制限しないため、アドレスバーを偽装される、またはクリックジャッキング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 25.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 24.1 未満の 24.x
  • Mozilla SeaMonkey 2.22 未満
  • Mozilla Thunderbird 24.1 未満

想定される影響

第三者により、要素を含むページのナビゲーションオフを誘発されることで、アドレスバーを偽装される、またはクリックジャッキング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2013-94
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2013-94
Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5593
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5593
更新履歴

  • [2013年10月31日]
      掲載
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1634) を追加