【活用ガイド】

JVNDB-2013-004936

GnuPG におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GnuPG には、サービス運用妨害 (無限再帰) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 13.04
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 10.04 LTS
GNU Project
  • GnuPG 1.4.15 未満の 1.4.x
  • GnuPG 2.0.22 未満の 2.0.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された OpenPGP メッセージを介して、サービス運用妨害 (無限再帰) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian GNU Project Novell オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4402
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4402
更新履歴

  • [2013年10月30日]
      掲載
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2773) を追加
      ベンダ情報:Debian (DSA-2774) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1546) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1552) を追加
    [2014年02月18日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1459) を追加
    [2014年03月10日]
      ベンダ情報:Debian (#725433) を追加
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-4402 Input Validation vulnerability in GnuPG) を追加