【活用ガイド】

JVNDB-2013-004931

Libzypp の RPM GPG 鍵のインポートおよび処理機能におけるリポジトリが署名されたと信じさせる脆弱性

概要

Libzypp の RPM GPG 鍵のインポートおよび処理機能は、複数の鍵の blob が使用されている場合、リポジトリの署名に使用されるものとは別の鍵のフィンガープリントを報告するため、ユーザを騙してリポジトリがより信頼性の高い鍵により署名されたと信じさせる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Novell
  • Libzypp 12.15.0 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、ユーザを騙してリポジトリがより信頼性の高い鍵により署名されたと信じさせる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3704
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3704
更新履歴

  • [2013年10月30日]
      掲載

公表日2013/09/12
登録日2013/10/30
最終更新日2013/10/30