【活用ガイド】

JVNDB-2013-004913

IBM Security AppScan Enterprise における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Security AppScan Enterprise は、レスポンスにおいて平文の AppScan Source データベースパスワードを送信するため、重要な情報を取得され、その後、中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Security AppScan Enterprise 8.5 から 8.7

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、レスポンス内容を調べられることで、重要な情報を取得され、その後、中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3989
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3989
更新履歴

  • [2013年10月29日]
      掲載