【活用ガイド】

JVNDB-2013-004903

Dropbear SSH Server の packet.c 内の buf_decompress 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Dropbear SSH Server の packet.c 内の buf_decompress 関数には、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Matt Johnston
  • Dropbear SSH 2013.59 未満

想定される影響

第三者により、解凍時に過度に大きなサイズを持つ圧縮されたパケットを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Matt Johnston Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4421
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4421
  2. 関連文書 : Re: CVE Request: dropbear sshd daemon 2013.59 release
更新履歴

  • [2013年10月29日]
      掲載
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1616) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1696) を追加