【活用ガイド】

JVNDB-2013-004823

D-Link 製ルータなどの製品上で稼働する Web インターフェースにおける認証を回避される脆弱性

概要

D-Link 製ルータなどの製品上で稼働する Web インターフェースには、認証を回避され、設定を変更される脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性への攻撃が 2013 年 10 月に観測されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Alpha Networks
  • VDSL 11n Wireless Router (ASL-56552)
  • VDSL Wired Router (ASL-55052)
D-Link Systems, Inc.
  • DI-524UP
  • DI-604+
  • DI-604S
  • DI-604UP
  • DI-624S
  • DIR-100
  • DIR-120
  • TM-G5240
プラネックスコミュニケーションズ株式会社
  • BRL-04CW
  • BRL-04R
  • BRL-04UR

想定される影響

第三者により、xmlset_roodkcableoj28840ybtide User-Agent HTTP ヘッダを介して、認証を回避され、設定を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6026
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6026
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#248083
更新履歴

  • [2013年10月22日]
      掲載