【活用ガイド】

JVNDB-2013-004815

Cisco Unified Computing System のファブリックインターコネクトコンポーネントにおける SSL KVM ビデオチャネルトラフィックを見られる脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) のファブリックインターコネクトコンポーネントは、X.509 証明書を適切に検証しないため、SSL KVM ビデオチャネルトラフィックを見られる、またはそのトラフィックを変更される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtr73033 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Computing System ソフトウェア 2.1(1f) およびそれ以前
  • Cisco Unified Computing System

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、SSL KVM ビデオチャネルトラフィックを見られる、またはそのトラフィックを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4117
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4117
更新履歴

  • [2013年10月22日]
      掲載