【活用ガイド】

JVNDB-2013-004813

Cisco Unified Computing System のファブリックインターコネクト KVM モジュールにおける KVM ディスプレイのコンテンツを見られる脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) のファブリックインターコネクト KVM モジュールは、ビデオデータを暗号化しないため、KVM ディスプレイのコンテンツを見られる、またはそのトラフィックを変更される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtr72949 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Computing System ソフトウェア 2.1(1f) およびそれ以前
  • Cisco Unified Computing System

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、ネットワークを傍受されることで KVM ディスプレイのコンテンツを見られる、またはクライアント・サーバ間のデータストリームにパケットを挿入されることでそのトラフィックを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4114
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4114
更新履歴

  • [2013年10月22日]
      掲載