【活用ガイド】

JVNDB-2013-004806

Juniper Networks SRX シリーズのサービスゲートウェイ上で稼働する Junos におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Networks SRX シリーズのサービスゲートウェイ上で稼働する Junos には、TCP プロキシを使用しているプラグインが設定される場合、サービス運用妨害 (flow デーモンのクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 10.4S14 未満
  • Junos OS 11.4R5-S2 未満の 11.4
  • Junos OS 12.1R3 未満の 12.1R
  • Junos OS 12.1X44-D20 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X45-D15 未満の 12.1X45
  • SRX100
  • SRX110
  • SRX1400
  • SRX210
  • SRX220
  • SRX240
  • SRX3400
  • SRX3600
  • SRX550
  • SRX5600
  • SRX5800
  • SRX650

想定される影響

第三者により、TCP パケットの不特定のシーケンスを介して、サービス運用妨害 (flow デーモンのクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6015
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6015
更新履歴

  • [2013年10月22日]
      掲載

公表日2013/10/09
登録日2013/10/22
最終更新日2013/10/22