【活用ガイド】

JVNDB-2013-004800

Xen の libxlu ライブラリの xlu_vif_parse_rate 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の libxlu ライブラリの xlu_vif_parse_rate 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.3.x
  • Xen 4.2.x

想定される影響

ローカルユーザにより、VIF の rate 設定として "@" 文字を使用されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4369
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4369
  2. 関連文書 : Xen Security Advisory 68 (CVE-2013-4369) - possible null dereference when parsing vif ratelimiting info
更新履歴

  • [2013年10月21日]
      掲載