【活用ガイド】

JVNDB-2013-004791

IBM Storwize V7000 Unified における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Storwize V7000 Unified は、NFS プロトコルで作成されているが non-NFS プロトコルでアクセスされるデバイスファイルを適切に処理しないため、重要な情報を取得される、プログラムまたはファイルを変更される、またはサービス運用妨害(デバイスクラッシュ)状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 複数
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Storwize V7000 Unified ソフトウェア 1.3.x
  • IBM Storwize V7000 Unified ソフトウェア 1.4.2.0 未満の 1.4.x
  • IBM Storwize V7000 Unified

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以下の操作を介して、重要な情報を取得される、プログラムまたはファイルを変更される、またはサービス運用妨害(デバイスクラッシュ)状態にされる可能性があります。

(1) CIFS
(2) HTTPS
(3) SCP
(4) SFTP
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0500
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0500
更新履歴

  • [2013年10月21日]
      掲載