【活用ガイド】

JVNDB-2013-004650

Cisco NX-OS における権限を取得される脆弱性

概要

Cisco NX-OS には、権限を取得され、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtf23559 および CSCtf27780 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 4.0(0)N1(1a) から 4.2(1)N1(1) (Cisco Nexus 5000 シリーズ)
  • Cisco NX-OS 4.1.(2) から 4.2(4) (Cisco Nexus 7000 シリーズ)

想定される影響

ローカルユーザにより、システムライブラリ関数を呼び出すコマンドのシェルのメタ文字を介して、権限を取得され、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4076
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4076
更新履歴

  • [2013年10月17日]
      掲載