【活用ガイド】

JVNDB-2013-004640

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアは、AnyConnect SSL VPN クライアントの切断時に適切にメモリを管理しないため、サービス運用妨害 (メモリ消費、および転送の停止、またはシステムハング) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtt36737 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4(3) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.6(1.3) 未満

想定される影響

第三者により、切断されたマシンの IP アドレスへのパケットを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費、および転送の停止、またはシステムハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3415
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3415
更新履歴

  • [2013年10月16日]
      掲載
    [2014年01月19日]
      ベンダ情報：シスコシステムズ (AnyConnect SSL VPN Memory Exhaustion Denial of Service Vulnerability) を追加

公表日2013/10/09
登録日2013/10/16
最終更新日2014/01/09