【活用ガイド】

JVNDB-2013-004577

Xen における無効なメモリを読まれるまたは書き込まれる脆弱性

概要

Xen は、5 TB 以上の RAM を有するホスト上でライブマイグレーションが実行される場合、ハイパーバイザのマッピングを特定のシャドウページテーブルに書き込むため、無効なメモリを読まれるまたは書き込まれる、およびサービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.3.x

想定される影響

ローカルの 64-bit PV ゲストにより、無効なメモリを読まれるまたは書き込まれる、およびサービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4356
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4356
  2. 関連文書 : Xen Security Advisory 64 (CVE-2013-4356) - Memory accessible by 64-bit PV guests under live migration
更新履歴

  • [2013年10月11日]
      掲載