【活用ガイド】

JVNDB-2013-004535

複数の TP-Link IP Cameras 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の TP-Link IP Cameras 製品は、特定の管理機能へのアクセスを適切に制限しないため、(1) サービス運用妨害 (デバイスリブート) 状態にされる、または (2) サービス運用妨害 (リブートおよび工場出荷時のデフォルトにリセット) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


TP-LINK Technologies
  • fimware LM .1.6.18P12_sign6 未満
  • TL-SC3130
  • TL-SC3130G
  • TL-SC3171
  • TL-SC3171G

想定される影響

第三者により、(1) cgi-bin/reboot のリクエストを介して、サービス運用妨害 (デバイスリブート) 状態にされる、または (2) cgi-bin/hardfactorydefault のリクエストを介して、サービス運用妨害 (リブートおよび工場出荷時のデフォルトにリセット) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TP-LINK Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3688
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3688
  2. 関連文書 : Multiple Vulnerabilities in TP-Link TL-SC3171 IP Cameras
  3. 関連文書 : Security Analysis of IP video surveillance cameras
更新履歴

  • [2013年10月09日]
      掲載