【活用ガイド】

JVNDB-2013-004530

PolarSSL の RSA-CRT の実装におけるタイミングサイドチャネル攻撃を実行される脆弱性

概要

PolarSSL の RSA-CRT の実装は、モンゴメリ乗算を適切に実行しないため、タイミングサイドチャネル攻撃を実行される、および RSA 秘密鍵を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ARM Ltd. (旧 Offspark)
  • PolarSSL 1.2.9 未満

想定される影響

第三者により、タイミングサイドチャネル攻撃を実行される、および RSA 秘密鍵を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ARM Ltd. (旧 Offspark) Debian Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5915
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5915
更新履歴

  • [2013年10月08日]
      掲載
    [2013年11月14日]
      ベンダ情報：Debian (DSA-2782) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-18251) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-18228) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-18216) を追加

公表日2013/10/01
登録日2013/10/09
最終更新日2013/11/14