【活用ガイド】

JVNDB-2013-004508

UNIX および Linux 上で稼働する IBM Tivoli Storage Manager におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

UNIX および Linux 上で稼働する IBM Tivoli Storage Manager (TSM) の dsmtca には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 5.5.4.0 まで
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.1.0 から 6.1.5.4
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.2.0 から 6.2.4.7
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.0 から 6.3.0.17

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2964
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2964
更新履歴

  • [2013年10月08日]
      掲載