【活用ガイド】

JVNDB-2013-004452

Xen の fbld 命令のエミュレーションにおけるハイパーバイザのスタック情報を取得される脆弱性

概要

Xen の fbld 命令のエミュレーションは、ソースの実効アドレスに対して正しい変数を使用しないため、ハイパーバイザのスタック情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.3.x から 4.3.x

想定される影響

ローカルの HVM ゲストにより、命令で使用される値を読まれることで、ハイパーバイザのスタック情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4361
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4361
  2. 関連文書 : Xen Security Advisory 66 (CVE-2013-4361) - Information leak through fbld instruction emulation
更新履歴

  • [2013年10月04日]
      掲載