【活用ガイド】

JVNDB-2013-004426

Xen における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Xen は、AVX または LWP に対応した CPU を使用している場合、他の復元された拡張レジスタ (restored extended register) にアクセスした後に、保存または復元された vCPU の state コンポーネントを増やすために XSAVE または XRSTOR を使用すると、レジスタからデータを適切に消去しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.0 から 4.3.x

想定される影響

ローカルゲスト OS により、レジスタを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1442
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1442
更新履歴

  • [2013年10月03日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CVSS による深刻度:内容を更新