【活用ガイド】

JVNDB-2013-004417

WEB-DAV Linux File System における権限を取得される脆弱性

概要

WEB-DAV Linux File System (davfs2) には、"system" 関数に関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Werner Baumann
  • WEB-DAV Linux File System 1.4.6
  • WEB-DAV Linux File System 1.4.7

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) kernel_interface.c および (2) mount_davfs.c への不特定の攻撃を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Werner Baumann
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4362
  2. 関連文書 : Re: CVE request: davfs2 - Unsecure use of system() 
更新履歴

  • [2013年10月03日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CVSS による深刻度:内容を更新