【活用ガイド】

JVNDB-2013-004374

ProFTPD の mod_sftp の kbdint.c における整数オーバーフローの脆弱性

概要

ProFTPD の mod_sftp の kbdint.c には、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.3.4d
  • ProFTPD 1.3.5r3

想定される影響

第三者により、認証リクエスト内の過度に大きなレスポンスカウント値を介して、大容量メモリの割り当てを誘発されることで、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell ProFTPD Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4359
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4359
更新履歴

  • [2013年10月02日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
    [2013年11月14日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1563) を追加