【活用ガイド】

JVNDB-2013-004373

Ruby 用 Phusion Passenger gem の ext/common/ServerInstanceDir.h における権限を取得される脆弱性

概要

Ruby 用 Phusion Passenger gem の ext/common/ServerInstanceDir.h には、権限を取得される、または任意のディレクトリの所有権を変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Phusion B.V.
  • Passenger 4.0.6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp 配下の予測可能な名前を持つディレクトリへのシンボリックリンク攻撃を介して、権限を取得される、または任意のディレクトリの所有権を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Phusion B.V. レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4136
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4136
更新履歴

  • [2013年10月02日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2013/06/27
登録日2013/10/02
最終更新日2013/10/24