【活用ガイド】

JVNDB-2013-004356

Java 用 OWASP ESAPI の対称暗号化の実装における暗号保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Java 用 OWASP Enterprise Security API (ESAPI) の対称暗号化の実装の Authenticated Encryption 機能は、シリアライズされた暗号文を伴った改ざんを適切に阻止しないため、暗号保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OWASP
  • OWASP Enterprise Security API 2.1.0 未満の 2.x

想定される影響

第三者により、NULL の長さの MAC およびゼロの長さの MAC に関わるデフォルト設定の信頼性への攻撃を介して、暗号保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OWASP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5679
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5679
更新履歴

  • [2013年10月01日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CVSS による深刻度:内容を更新