【活用ガイド】

JVNDB-2013-004331

Cisco Unified Computing System の FTP サーバにおけるファイルを読まれる脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) の FTP サーバは、不特定のユーザアカウントにハードコードされたパスワードを使用しているため、ファイルを読まれる、または編集される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtg20769 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Computing System ソフトウェア 2.0 およびそれ以前
  • Cisco Unified Computing System

想定される影響

第三者により、ハードコードされたパスワード情報を利用されることで、ファイルを読まれる、または編集される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4088
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4088
更新履歴

  • [2013年09月27日]
      掲載