【活用ガイド】

JVNDB-2013-004325

Linux Kernel の net/sctp/ipv6.c の IPv6 SCTP の実装における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/sctp/ipv6.c の IPv6 SCTP の実装は、IPsec 暗号化の意図された設定を適用しないデータ構造および関数呼び出しを使用するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.11.1 まで

想定される影響

第三者により、ネットワークを傍受されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4350
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4350
更新履歴

  • [2013年09月27日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
    [2014年01月09日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2019-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2021-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2022-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2024-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2038-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2039-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2041-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2045-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2049-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-2050-1) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1490) を追加