【活用ガイド】

JVNDB-2013-004315

Open-Xchange App Suite におけるクラスタを展開される脆弱性

概要

Open-Xchange App Suite は、ノードの結合操作にハードコードされたパスワードを使用するため、クラスタを展開される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-5200 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Open-Xchange
  • OX App Suite 7.0.2-rev15 未満の 7.0.x
  • OX App Suite 7.2.2-rev16 未満の 7.2.x

想定される影響

第三者により、ソースコード内のノードの結合操作用パスワードを発見され、Hazelcast クラスタ API の呼び出しでパスワードを送信されることで、クラスタを展開される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Open-Xchange
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5934
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5934
  2. 関連文書 : Open-Xchange Security Advisory 2013-09-10
更新履歴

  • [2013年09月26日]
      掲載