【活用ガイド】

JVNDB-2013-004188

Siemens SCALANCE X-200 スイッチのファームウェアにおけるセッションをハイジャックされる脆弱性

概要

Siemens SCALANCE X-200 スイッチのファームウェア上で稼働する Web サーバの認証の実装は、ランダムな数値を生成するためにエントロピーの十分なソースを使用しないため、セッションをハイジャックされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SCALANCE X-200 シリーズファームウェア 5.0.0 未満
  • SCALANCE X-200
  • SCALANCE X-200RNA
  • SCALANCE X200-4PIRT
  • SCALANCE X201-3P IRT
  • SCALANCE X202-2IRT
  • SCALANCE X202-2P IRT
  • SCALANCE X204IRT
  • SCALANCE XF-200

想定される影響

第三者により、値を推測されることで、セッションをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5709
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5709
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-254-01
更新履歴

  • [2013年09月19日]
      掲載