【活用ガイド】

JVNDB-2013-004178

Apache Subversion の Svnserve における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Apache Subversion の Svnserve には、任意のファイルを上書きされる、または任意のプロセスを強制終了される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Subversion 1.4.0 から 1.7.12
  • Apache Subversion 1.8.0 から 1.8.1

想定される影響

ローカルユーザにより、--pid-file オプションを指定されたファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる、または任意のプロセスを強制終了される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4277
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4277
  2. SecurityFocus : Apache Subversion CVE-2013-4277 Insecure Temporary File Creation Vulnerability
更新履歴

  • [2013年09月19日]
      掲載
    [2013年10月31日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1442) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1485) を追加