【活用ガイド】

JVNDB-2013-004108

PHP の SOAP パーサにおける任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

PHP の SOAP パーサには、soap_xmlParseFile および soap_xmlParseMemory 関数に XML External Entity (XXE) の問題に関する不備があるため、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.3.22 未満
  • PHP 5.4.12 未満の 5.4.x
アップル
  • Apple Mac OS X v10.7.5
  • Apple Mac OS X v10.8 から v10.8.4
  • Apple Mac OS X 10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.7.5
  • Apple Mac OS X Server 10.6.8
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5
  • Red Hat Enterprise Linux 6

想定される影響

第三者により、エンティティ参照を伴う外部エンティティ宣言を含む SOAP WSDL ファイルを介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical The PHP Group アップル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. XML 外部エンティティ参照の不適切な制限(CWE-611) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1824
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97033473
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1824
更新履歴

  • [2013年09月17日]
      掲載
    [2013年09月30日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      影響を受けるシステム：内容を更新

公表日2013/02/07
登録日2013/09/17
最終更新日2013/09/30