【活用ガイド】

JVNDB-2013-004087

WordPress の wp-includes/functions.php におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

WordPress の wp-includes/functions.php の get_allowed_mime_types 関数は、.htm および .html ファイルをアップロードする際に unfiltered_html 権限を要求しないため、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 3.6.1 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工されたファイルを介して、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5738
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5738
更新履歴

  • [2013年09月13日]
      掲載
    [2013年10月11日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2757) を追加