【活用ガイド】

JVNDB-2013-004020

ImageMagick の coders/gif.c 内の ReadGIFImage 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ImageMagick の coders/gif.c 内の ReadGIFImage 関数には、サービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 6.7.8-8 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された GIF 画像内のコメントを介して、サービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
  • Debian Bug report logs : 721273
  • Debian Security Advisory : DSA-2750
ImageMagick
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4298
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4298
更新履歴

  • [2013年09月12日]
      掲載