【活用ガイド】

JVNDB-2013-004008

Asterisk Open Source および Certified Asterisk の SIP チャネルドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source および Certified Asterisk の SIP チャネルドライバ (channels/chan_sip.c) には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、セグメンテーション違反、およびデーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source 1.8.17.x から 1.8.22.x
  • Asterisk Open Source 1.8.23.1 未満の 1.8.23.x
  • Asterisk Open Source 11.5.1 未満の 11.x
  • Certified Asterisk 1.8.15-cert3 未満の 1.8.15
  • Certified Asterisk 11.2-cert2 未満の 11.2

想定される影響

第三者により、すでに終了したチャネルの SDP を含む ACK を介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、セグメンテーション違反、およびデーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium Mandriva, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5641
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5641
更新履歴

  • [2013年09月11日]
      掲載