【活用ガイド】

JVNDB-2013-003998

IBM solidDB の Universal Cache コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM solidDB の Universal Cache コンポーネントの SQL ストアドプロシージャには、サービス運用妨害 (未初期化メモリアクセスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM solidDB 6.0.1070 未満の 6.0.x
  • IBM solidDB 6.3.0.56 未満の 6.3.x
  • IBM solidDB 6.5.0.12 未満の 6.5.x
  • IBM solidDB 7.0.0.4 未満の 7.0.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、named 引数およびデフォルトパラメータ値を含む (ただし、期待する引数はすべて含まれない) 呼び出しを介して、サービス運用妨害 (未初期化メモリアクセスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3031
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3031
更新履歴

  • [2013年09月10日]
      掲載