【活用ガイド】

JVNDB-2013-003970

Open-Xchange Server のサブスクリプション機能における任意のアウトバウンド TCP トラフィックを誘発される脆弱性

概要

Open-Xchange Server のサブスクリプション機能は、発行元 (publication-source) の URL を適切に検証しないため、任意のアウトバウンド TCP トラフィックを誘発される脆弱性が存在します。

本件は、サーバサイドのリクエストの偽造 (Server-side request forging:SSRF) の問題に関する脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Open-Xchange
  • OX Server 6.20.7 rev14 未満
  • OX Server rev13 未満の 6.22.0
  • OX Server rev14 未満の 6.22.1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された Source フィールドを介して、任意のアウトバウンド TCP トラフィックを誘発される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Open-Xchange
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1648
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1648
  2. 関連文書 : Open-Xchange Security Advisory 2013-03-13
更新履歴

  • [2013年09月06日]
      掲載