【活用ガイド】

JVNDB-2013-003964

Open-Xchange App Suite における他のユーザの電子メールの認証情報を取得される脆弱性

概要

Open-Xchange App Suite は、外部のドメイン名に対して IMAP サーバホスト名を推測するユーザが入力したデータを信頼するため、他のユーザの電子メールの認証情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Open-Xchange
  • OX App Suite 7.0.2 rev14 未満
  • OX App Suite rev10 未満の 7.2.1
  • OX App Suite rev11 未満の 7.2.0
  • OX App Suite rev9 未満の 7.2.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された IMAP サーバのホスト名を含む個人の電子メールアドレスの手動モードの関連性 (association) を介して、他のユーザの電子メールの認証情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Open-Xchange
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4790
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4790
  2. 関連文書 : Open-Xchange Security Advisory 2013-07-31
更新履歴

  • [2013年09月06日]
      掲載