【活用ガイド】

JVNDB-2013-003923

Xen の Intel VT-d Interrupt Remapping エンジンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の Intel VT-d Interrupt Remapping エンジンには、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.3.x から 4.3.x

想定される影響

ローカルゲストにより、システムエラー報告 (System Error Reporting：SERR) のマスク不可能割り込み (Non-Maskable Interrupt：NMI) を誘発可能なバスマスタリングである PCI デバイスからの、不正な形式のメッセージ信号割り込み (Message Signaled Interrupt：MSI) を介して、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3495
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3495
  2. 関連文書 : Xen Security Advisory 59 (CVE-2013-3495) - Intel VT-d Interrupt Remapping engines can be evaded by native NMI interrupts
更新履歴

  • [2013年08月30日]
      掲載

公表日2013/08/20
登録日2013/08/30
最終更新日2013/08/30