【活用ガイド】

JVNDB-2013-003922

Xen の vmx_set_uc_mode 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の vmx_set_uc_mode 関数には、キャッシュが無効の場合、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費、およびハイパーバイザまたはゲストカーネルパニック) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.3 から 4.3

想定される影響

I/O 領域にマッピングされたメモリへのアクセス権を持つローカルの HVM ゲストにより、巧妙に細工された GFN の範囲を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費、およびハイパーバイザまたはゲストカーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2212
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2212
  2. 関連文書 : Xen Security Advisory 60 (CVE-2013-2212) - Excessive time to disable caching with HVM guests with PCI passthrough
更新履歴

  • [2013年08月30日]
      掲載

公表日2013/06/24
登録日2013/08/30
最終更新日2013/08/30