【活用ガイド】

JVNDB-2013-003917

Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen は、XSA-45 パッチが適用されている場合、先延ばしされたクリーンアップ (deferred cleanup) 用に保持されたページの参照を適切に保持しないため、サービス運用妨害 (早すぎるページの解放 (premature page free) およびハイパーバイザクラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.4 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.1.x
  • Xen 4.2.x
シトリックス・システムズ
  • Citrix XenServer 6.2 およびそれ以前

想定される影響

ローカルの PV ゲストカーネルにより、サービス運用妨害 (早すぎるページの解放 (premature page free) およびハイパーバイザクラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux シトリックス・システムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1432
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1432
更新履歴

  • [2013年08月30日]
      掲載
    [2013年11月07日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201309-24) を追加