【活用ガイド】

JVNDB-2013-003913

Fail2ban の複数の .conf ファイルにおける任意の IP アドレスをブロックされる脆弱性

概要

Fail2ban の apache-auth.conf、apache-nohome.conf、apache-noscript.conf および apache-overflows.conf ファイルは、ログメッセージを適切に検証しないため、任意の IP アドレスをブロックされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fail2ban
  • Fail2ban 0.8.10 未満

想定される影響

第三者により、リクエスト内の特定のメッセージを介して、任意の IP アドレスをブロックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fail2ban
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2178
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2178
更新履歴

  • [2013年08月30日]
      掲載