【活用ガイド】

JVNDB-2013-003911

Software Toolbox TOP Server の DNP Master Driver におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Software Toolbox TOP Server の DNP Master Driver には、サービス運用妨害 (マスタステーションの無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Software Toolbox
  • TOP Server 5.12.140.0 未満

想定される影響

下記の影響を受ける可能性があります。

(1) 第三者により、TCP ポート 20000 への巧妙に細工された DNP3 パケットを介して、サービス運用妨害 (マスタステーションの無限ループ) 状態にされる可能性があります。
(2) 物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、シリアルラインを経由した巧妙に細工された入力を介して、サービス運用妨害 (マスタステーションの無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Software Toolbox
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2804
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2804
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-234-02
更新履歴

  • [2013年08月29日]
      掲載