【活用ガイド】

JVNDB-2013-003870

Cisco Unified Communications Manager におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) は、SIP パケットの量を適切に制限しないため、サービス運用妨害 (メモリおよび CPU の消費、およびサービスの中断) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCub35869 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Communications Manager 8.6(2a)su3 未満の 8.6(x)
  • Cisco Unified Communications Manager 9.1(1) 未満の 9.x
  • Cisco Unified Communications Manager 8.5(x)
  • Cisco Unified Communications Manager 8.6(5)BE3K 未満の 8.6(x)

想定される影響

第三者により、ポート 5060 への大量の UDP パケットを介して、サービス運用妨害 (メモリおよび CPU の消費、およびサービスの中断) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3461
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3461
更新履歴

  • [2013年08月27日]
      掲載

公表日2013/08/21
登録日2013/08/27
最終更新日2013/08/27