【活用ガイド】

JVNDB-2013-003849

KEPServerEX 用 Kepware DNP Master Driver におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

KEPServerEX コミュニケーションプラットフォーム用 Kepware DNP Master Driver には、サービス運用妨害 (マスタステーションの無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Kepware Technologies
  • KEPServerEX 5.12.140.0 未満

想定される影響

第三者により、TCP ポート 20000への巧妙に細工された DNP3 パケットを介して、および物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、シリアル回線経由の巧妙に細工された入力を介して、サービス運用妨害 (マスタステーションの無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Kepware Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 無限ループ(CWE-835) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2789
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2789
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-226-01
更新履歴

  • [2013年08月23日]
      掲載