【活用ガイド】

JVNDB-2013-003815

Puppet および Puppet Enterprise における任意の Ruby プログラムを実行される脆弱性

概要

Puppet および Puppet Enterprise には、マスタから任意の Ruby プログラムを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、Puppet Master の不特定の "ローカルファイルシステムへのアクセス (local file system access)" のみ悪用される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Puppet
  • Puppet 2.7.23 未満の 2.7.x
  • Puppet 3.2.4 未満の 3.2.x
  • Puppet Enterprise 2.8.3 未満の 2.8.x
  • Puppet Enterprise 3.0.1 未満の 3.0.x

想定される影響

第三者により、resource_type サービスを介して、マスタから任意の Ruby プログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Puppet オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4761
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4761
更新履歴

  • [2013年08月22日]
      掲載
    [2013年10月31日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2761) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1283) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1284) を追加
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Puppet) を追加