【活用ガイド】

JVNDB-2013-003794

Mesa の Intel ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Mesa の Intel ドライバには、fs_visitor::remove_dead_constants 関数に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (到達可能なアサーション (reachable assertion) およびクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は CVE-2013-0796 に関連している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 13.04
Mesa 3D
  • Mesa 8.0.x
  • Mesa 9.0.x
Novell
  • openSUSE 12.2
  • openSUSE 12.3
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 6

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、各ベンダの情報をご参照ください。
想定される影響

攻撃者により、配列の領域外へのアクセスを誘発する 3D グラフィックスに関する問題によって、サービス運用妨害 (到達可能なアサーション (reachable assertion) およびクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Mesa 3D Novell レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1872
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1872
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0190
更新履歴

  • [2013年08月21日]
      掲載
    [2014年02月26日]
      ベンダ情報:Mesa 3D (The Mesa 3D Graphics Library) を追加